こんにちはYUKIです。
動画編集ができるようになったものの、どうやって仕事をもらうの?
という駆け出し編集者のお悩みにお答えします。
本記事は私の実体験に基づいて解説していますので
こんな方法もあるんだ、という感覚でお読みください。
・動画編集の仕事をまだ受けたことがない
・これから仕事を取っていきたい
と、お考えの方は、ぜひ最後までお付き合いください。
クラウドソーシングでは採用されない
まず個人が仕事を受けるために考えるのが、クラウドソーシングサイトの利用です。
しかし、未経験者がこれらのプラットフォームで
案件を受注するのは正直難しい。
・とにかく数多く応募する
・良いポートフォリオ(技術を見せる作品集)を作りアピールする
これらのことに時間を割くことで、まず仕事をする前に気力が削がれます。
また、応募に人気がありすぎて技術があっても採用されないケースもあるでしょう。
そこで初めの0→1を達成するにあたって私が行った方法を次で解説します。
初仕事獲得の意外な近道
動画編集の仕事獲得を、どうしてもネット上でと囚われていませんか?
実は、リアルなネットワークの中から仕事を獲得できる
チャンスはたくさん転がっているのです。
身近な友人・知人に持ちかける
手っ取り早いのが、リアルの友人・知人に営業することです。
営業というと難しく聞こえますが、自分の親兄弟、友人、知人周りに
自分の得意なことや、頑張ってることをアピールすることは日常的にやってることだと思います。
私最近、動画編集を頑張ってるんだ〜!
結構それっぽくできるようになってきたんだよ
とりあえず、周りに公言しまくっていました。
でも、お仕事が欲しいからというよりか
編集の勉強を諦めて辞めないようにの意味合いの方が大きかったと思います。
しかしその結果
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case1:友人の結婚式余興ムービー作成
ねね?動画編集できるんだよね?
今度の〇〇ちゃんの結婚式
余興ムービー作ろう!!
周りに公言していたことで
思わぬところから依頼が転がってきました。
報酬:お祝いだったのでお断りしましたが、5000円いただきました。
case2:夫の友人|解説動画のテロップ付け
夫の友人がSNSマーケティングの事業をしており、オンライン教材を作成する機会がありました。
カットとテロップとBGMの作業を依頼してくれ
完成尺10-15分の動画を合計5本作成しました。
報酬:3万円(1本6000円×5本)
case3:バンドマンの幼なじみの広告用MV作成
幼なじみがバンドマンでライブイベントをするという話があったので
「チケットを買ってもらえるようにかっこいいムービー作ろうよ!」
と持ちかけ案件獲得。
報酬:1万円
このように案外、仕事を取れます
ここで重要なのが、友人だろうがお金をいただくこと。
完全に趣味ならいいですが、
少なくともこれから仕事にしていこうとしているならば少額でもいただきましょう。
これは美容業界時代に経験したエピソードからくるのですが
無料で仕事をすると、
・今後依頼されたとき料金を提示しにくくなる
・依頼者もタダでやってくれるんじゃないの?と思ってる
と、関係性に亀裂が入る恐れもあるので絶対やめましょう。
知り合いがいない場合
私は上のフェーズを経て運よく
知人の知人へ紹介など仕事が派生していきましたが
そういった興味関心のある友人・知人がいない人もいるでしょう。
そういう方はズバリ、知り合い作りからスタートすることです。
私のおすすめは
オンラインサロンやコミュニティーに所属すること
SNSが得意ならフォロワーを増やして人脈を作るのもいいですね。
実体験
私は当時、自宅でマツエクサロンをしていたので
SNS集客に力を入れるべく、SNS集客を教えてくれる
コミュニティーに所属していました。
基本的にオンライン上での勉強会だったのですが
たまに開催されるリアルの交流会に積極的に参加していました。
そこで、人脈作りを徹底し
当時の美容サロンのことと、動画編集をしていることをアピール
し連絡先を交換していました。
そうすると不思議なもので
「そういえばYUKIさん動画編集できるんでしたよね〜」
という話題からお仕事を振っていただいた経験があります。
自宅サロンを閉めた今でも
当時の人脈から定期的に編集依頼をしてくれる顧客を手に入れています。
異業種の方と出会える場はとてもおすすめです!
1件でも受注してくれたらその繰り返しです
このように
動画編集のお仕事はネット完結が魅力の一つだと思いますが、
正直言ってリアルで足を使った営業の方が0→1達成は早いです。
なぜなら、動画編集者が仕事を取れない次の原因につながってくるからです。
仕事が取れない2つの原因
それは
「信頼されていない」か「技術がない」
のどちらか、もしくは両方です。
・この人はどんな作品を作れるのか?
・もっと他に良い編集者がいるのではないか?
・やりとりはスムーズにいくのか?
このような疑問を依頼者は抱いています。
もし、ベテランと駆け出し編集者が同じ3000円で仕事してくれるなら
ベテランに頼みたいのが人間心理ですよね。
しかし、ベテランでも全くの赤の他人
駆け出し編集者でもリアルで付き合いがある関係という場合はどうでしょうか?
感情論かもしれませんが、
私は人間性を知っている駆け出し編集者に依頼します。
なので結論
飛び抜けた技術があるか、技術を差し置いてもあなたと関係性が良いか
どちらかがあれば仕事はとれるのです!
だからこそ未経験者の仕事の獲得において技術よりも
信頼関係構築が絶対的に最優先なのです。
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そこで私が考えたのは、下記でした。
技術はまだ飛び抜けて上手いわけではない。
なら人間性で勝負しなくては→あれ?ネットよりリアルから攻めた方が早いのでは?
リアルで人間関係を作りまずは0→1の実績・経験を積み
その作品を実績紹介として使わせていただけないか?
と提案することです。
自分自身でポートフォリを作るのも良いですが
誰かの編集を手がけたことがあるというのは、何よりも技術面で依頼者を安心させる要素となります。
また、リアルで交友があるという依頼者は
ネット上の関係よりも信頼関係があるので紹介をつないでくれやすいものです。
こうやって、身近な人から仕事を受けることによって
仕事の取り方を実践で学び、実績・技術を積み上げていきました。
それでも仕事が取れない時の解決案
なかなか仕事が取れないなら
特化したジャンルと技術を身につける必要があります。
動画編集といえど色んなジャンルがあります。
YouTube・SNSショートムービー・広告
個人的なイベントのムービー etc…
YouTubeの中でも
エンタメ・Vlog風・ビジネス・実況・キッズ向け
などなど多様ですよね。
この中で自分はどれが1番向いているのかを選び
その中の1つを徹底的に磨くのです。
私はビジネスや解説系の編集を得意としているので
ビジネスYouTuberさんの動画をたくさん見て学び
またビジネス用語などの理解を深める勉強をしています。
ジャンルを絞ることによって、苦手な依頼を受けて評価が下がる心配もなく
これだけは自信がある!と胸を張って言えるようになるので
自ずと、成約につながりますので得意ジャンルを見つけ徹底的に磨きましょう!
まとめ
以上が実体験に基づいた、初心者の動画編集者が仕事を獲得するための方法でした。
今回紹介した方法は、多少の泥臭さを感じるかもしれませんが
実践すれば限りなく早く0→1を達成できる方法です。
且つ、信頼関係の構築がしっかりできている顧客なので
紹介が生まれやすく長続きしやすい方法にもなります。
案外、盲点になりがちですが
お仕事獲得に悩まれている方はリアルの人間関係にアタックしてみてください。
「仕事ちょーだい!」とストレートにではなく
「動画編集できるんだ〜」とアピールしていると
ふいに相談や依頼の連絡が入るなんてことも人との縁です。
できることはなんでもやっていきましょう!
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